「今日のことば」とは


 その時々に私が思いついた一言を掲載します。

 「今日」のことばとはいえ、毎日更新するわけではありません。思い立った時に、気まぐれに更新します。

 また、新着情報欄にも掲示をしません。突然更新しますので、気長にお付き合い頂きたいと思います。


これまでの「今日のことば」


No.1: 大切なのは、頑張らないことだ。(2000,9,2)

No.2: 1日1回、何も考えずに空を見上げてみよう。(2000,9,5)

No.3:難しい仕事をする時は、肩の力を抜こう。美味しいものを食べる時は、真剣に格闘しよう。(2000,9,7)

No.4:雨の日には雨の日なりの楽しさがある。(2000,9,8)

No.5:人は、せいぜい自分が思い描いたような人間にしかならない。(2000,9,10)

No.6:正しいか正しくないかに規範を求めるくらいなら、好きか嫌いかで判断したほうがまし。(2000,9,20)

No.7:限界を超えるためには、まず自分の限界を客観的にみつめ、冷静に受け入れることだ。(2000,9,27)

No.8:楽しみは見つけるものではない。作るものだ。(2000,10,3)

No.9:目標は、そこに至るまでの綿密な計画と、そのために今何をすべきかにつき明瞭な自覚を伴った時、既に9割方達成されている。(2000,10,10)

No.10:状況が許さない、とか、世間が悪い、というのは、すべて言い訳に過ぎない。(2000,10,25)

No.11:感動を求めて歩き続ける生き方自体が、既にして感動的である。(2000,11,2)

No.12:確実にゴールに到達する唯一の方法は、常にその一点を見つめ、決してそこから目をそらさないことだ。(2000,11,8)

No.13:明るい結果を望むのならば、明るくあっけらかんと取り組むことだ。歯を食いしばった悲愴感あふれる挑戦には、悲愴な結果が待っている。(2000,11,16)

No.14:人は「べき」では動かない。自分と他人の両方を「わくわく」させることならば、きっとうまくいく。(2000,12,1)

No.15:何かをやるべきだという強迫観念に駆られたときは、思い切って何もしないのも一つの方法である。(2000,12,12)

No.16:どんな山も途中で登るのを止めなければ必ず頂に到達する。大切なのは、綿密さでも慎重さでもなく、 ただすべての瞬間を楽しみ尽くすことだけだ。(2000,12,20)

No.17:計画は詳細に、実行は大胆に。(2001,1,5)

No.18:悩める者よ、失望も時には良いことかもしれない。それが冷静沈着な明日の計画へとつながってゆくのなら。(2001,1,18)

No.19:やるべき事が多いと、ただ忙しい人生になる。やりたい事が多いと、豊かな人生になる。(2001,1,29)

No.20:もし自信をなくした時は、あなたがどれだけ周りの人から必要とされているかを思い出してみればいい。(2001,2,10)

No.21:人と自分を比べている間は、本当の幸せを実感することはできない。(2001,2,15)

No.22:この国は実力主義になんかなっていない。「実力」という言葉に込められた意味を、場面ごとに察知できることが、「実力」である。(2001,2,27)

No.23:過ぎ去った昨日を後悔したり、まだ見ぬ明日を思い煩っても意味がない。あなたが生きているのは、常に「現在」なのだ。(2001,3,24)

No.24:熟慮の末の行動よりも、思いつきの行動の方がうまくゆくこともある。既成概念を壊すところから始めよう。(2001,5,12)

No.25:世の中が大きく動いている時こそ、自分にとって一番大切なことは何なのかを確認し、それに向かって突き進もう。(2001,6,16)

No.26:圧倒的多数の人間がもろ手を上げて賛成していることに対しては、相当な注意が必要だ。最も恐いことは、「思考停止」なのだ。(2001,6,26)

No.27: 日本人としての誇りを、という人たちがいる。過去を独善的に解釈することで自尊心を保とうとでも言うのか? 本当に誇り高き人のとるべき行動は、自らの過ちと向き合い、心から謝罪することであろう。(2001,7,15)

No.28: 自分を高めつづけることに専心すれば、人生は常にエキサイティングである。(2001,7,29)

No.29: 明日への設計図に濁りがなければ、事態はその通りに展開して行く。少しでも疑念があれば、やはりその通りに回り道させられる。(2001,10,21)

No.30: 感情で謝絶すれば結果的に疎外される。異なる意見にこそ感謝を捧げたい。(2001,11,17)

No.31: 看板で商売をする時代は終わった。大切なのは、人々に喜びを与えられるかどうかだ。我々のような専門職業もまた例外ではない。(2002,2,24)

No.32: 二兎追う者は一兎をも得ず。一兎追う者が二兎を得る。(2002,4,23)

No.33: 「普通の国」とは、やられたらやり返す国なのですか。そんなに戦争がしたいのなら、まずあなたの息子を芸能人になんかしておかないで、自衛隊員にしなさい。 (2002,5,5)

No.34: 「備えあれば憂い無し」などという、もっともらしい大嘘にだまされてはいけない。戦の備えをすれば、戦を呼び込むだけだ。 「お前はこの国がどうなってもいいと言うのか」との詰問に対しては、断固こう答える。国などどうなってもよい。 歴史をみよ。国が守られることがあっても、国民が守られたためしなどないではないか。 (2002,6,1)

No.35: サッカーで一体感を味わう程度なら、むしろナショナリズムのガス抜きになるという意見がある。 でも皆そんなことを自覚しているだろうか。「この国が大事か、他国が大事か」などという愚かな 二元論に引っ掛かってはならない。(2002,6,28)

No.36: 景気は底を打った、などという画一的な表現は、もうやめたほうが良いかもしれない。 良いところはどんどん良くなるが、悪いところはもっと悪くなるだろう。(2002,7,15)

No.37: 政府が「安全」などと言うことが、本当に安全だったためしがあるだろうか。 最終目標は、「銃器ネット」ですか。コンピュータのコの字も知らないような政治家が、 「ファイヤーウォール」なんて言葉を使っているのが滑稽でならない。(2002,7,29)

No.38: 住民票コードの誤配に対して「人間のやることだからミスはある。許してあげなきゃ」と平然とのたまった総務大臣。 まったく開いた口がふさがらない。こんな人権意識しかない人間に、大臣の資格はない。議員の資格もない。(2002,8,7)

No.39: 東京湾アクアラインが出来てから、ますます街がさびれた、と木更津市民。そんな当たり前のこと、 なぜやる前からわからないのか。同様に、もし中央リニア新幹線が実現したら、中京、関西地区はますます地位を低下し、 東京一極集中が加速するに決まっている。(2002,8,30)

No.40: Where's the truth? Not in the fountain, nor in the bush. Nobody can find a blue bird without looking deep into his mind.(2002,9,15)

No.41: Is there no way but war? Is war the last way? He seems not to consider any other ways.(2003,3,1)

No.42: There is no unavoidable war. It is always decided by someone's will. We must not forgive such crimes.(2003,3,17)

No.43: どんなにもっともらしい理屈を並べ立てても、人殺しは正当化されない。されてはならない。(2003,3,19)

No.44: 戦争は人間の本能だなどと訳知り顔で語る人から、その論理的根拠を聞いたことがない。 必要悪だと言う人から、その理由を理路整然と説明してもらったためしがない。(2003,4,15)

No.45: 人を殺しておきながら、平和をもたらしたなどというその論理矛盾に気づかないなんて、幼稚園生レベルだ。(2003,4,30)

No.46: 何一つ有効な経済政策が打ち出せないばかりか、軍隊容認発言までする人が、いまだに高い支持率を得ていること自体、 不思議でならない。(2003,5,27)

Np.47: この国の政治家には、他国を低く見ることでしか自分たちの尊厳を確認できないような、幼児レベルの年寄りが多いようだ。 (2003,7,14)

No.48: 住基ネットの2次(本格)稼働を終え、長野県松本市の市長が「長野県が陸の孤島にならず良かった」と発言し、 田中知事の計画する侵入実験を批判したとか。 その発言に、ひとことエールを送りたい。「バッカじゃないの?」 そんな横並び意識しか持たない首長を持つ自治体は気の毒だ。 (2003,8,25)

No.49: 自分の気に入らないものは力で排除すればいいと言わんばかりの一自治体の長の暴言を 支持する人が多いのも相当な驚きだが、国政復活を願うなんて神経、私には信じられない。
利己主義蔓延極まれりといったところか。それとも、政治家を単なるスターとしか思ってないってレベルか。 (2003,9,13)

No.50: 論理がめちゃくちゃで、言葉の勢いだけでしゃべっている人がなぜこんなに人気なの?  皆、徹底的に経済をぶっ壊して欲しいと思ってるんだろうか。 (2003,10,11)

No.51: 一度成功した者は次に道を譲り、失敗した者には何度でもチャンスが与えられる。 それが理想だと思うのだが、今この国が向かおうとしている方向は、まるで逆。 たまたま力を持った者が弱者を踏みにじり、実力主義だとうそぶいている。 しかも出自や経歴によっては、最初からチャンスすら与えられていない。 こんな社会で本当にいいのか! (2003,11,4)

No.52: 子供じみた理想論と言われるに違いない。世界情勢を顧みない戯言と言われるに違いない。 でも、あえて断言したい。いかなる理由であれ、私は自衛隊の海外派遣には絶対反対です。 (2003,12,12)

No.53: 派遣隊員の無事帰還を願う気持ちは当然であるが、だからと言って自衛隊派遣に賛成せよというのはおかしい。 両者はきちっと峻別して議論しなくてはならない。 (2004,3,22)

No.54: 最近、独善的な意見や、不寛容な態度が平気でのさばっているように感じませんか。まずは自分の不完全さ、 至らなさを自覚することから始めたいと思います。 (2004,6,1)

No.55: ルールを作るのは簡単だ。ルールに従えと言うのも簡単だ。従わない人間を罰するのも簡単だ。 そうやって善悪の壁を作るのも簡単だ。しかし、簡単=単純=思考停止状態を打ち破るのは、たいへんだ。 (2004,9,28)

No.56: 弱い犬ほど吠える。臆病な人間ほど、独善的な勧善懲悪の思想に酔い、力で他者をねじ伏せ、自分は良いことをしているとうそぶき、 お気楽に平和を訴える。そういう臆病者たちに牛耳られている世界は不幸だ。 (2005,3,7)

No.57: 社会の階層化が進み、アイデンティティの確立が難しい人が増えると、 英雄待望論が幅をきかせ、国が危険な方向へ進み始める。今必要なのは、 強力なリーダーシップではない。横暴を助長する強権発動者は要らない。 求められるのは、善悪の二元論を超克し、 心理的弱者を救済できるような包容力のある政治である。 (2005,8,12)

No.58: 格差社会を批判すると、それではまったく格差のない共産主義社会がいいのかという単純かつ無意味な反論が返ってくる。 そういう二元論がはびこっていること自体、相当病んでいる証だ。いつの時代も結果として社会に格差があるのはもちろん当然である。 問題の核心は、その事実をまるで理想型であるかのように語る姿勢にある。 不可避的に発生する格差を解消してゆく政策を推進するのが政治や行政の役目なのである。 機会不平等を放置し、開き直ってすらいる姿勢こそが問題なのだ。 (2006,2,8)

No.59:「頑張る人が報われる」べきなのは当然のこと。頑張るチャンスすら与えられない人をどう救うか。それが政治の役目であるはず。 思いやりを失った社会は、即ち、人を幸せにしない社会である。 (2006,5,14)

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